2007年02月12日

66:がんの怖さ

娘が帰り、私は病室に戻ることにした。



病室の廊下を歩いていると、
いつもタバコを吸いに来ていた年配の女性に逢った。


その女性、ほんの数ヶ月前に見た時とは別人のようだった。

明らかに体調は悪そうだった。


車いすに乗り、看護師さんに付き添われ病室へと戻っていった。

この女性も私と同じがんの病気だった。




私は以前に入院したとき、同じ病室にいて
いろいろな話しをしたAさんという男性の事を思い出した。


Aさんも入院当初は私といろいろな話しをしたりする程、
がんと言う病気ながらも元気にされていた。


しばらくしてAさんとは病室が別々になり、
少し気になっていたある日、
私は何となく病室の名札を見ながら廊下を歩いていた時、
偶然にもAさんの名札を見つけ、Aさんに会うため、
その病室に入った。

するとそこにはAさんがベッドの上で苦痛に耐えながら
【くの字】になって横になっている姿があった。。。


私はそんな姿を見てビックリした。


Aさんは私と同じ、胆汁をチューブで出している方だった。

 

同じ病室にいた頃は明らかに私より元気そうだった。

それが今は・・・。

 

がんと言う病気の怖さをまざまざと見せ付けられたように思った。


また、それからも同じような経験をする日が多かった。











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