2007年02月09日

63:娘の結婚式2

娘の結婚式があと3日後に迫っていると言うのに
何故か、私の体調は思わしくなかった。

やはりいつものようにこのまま脱水症状を
起こしてしまうのだろうか?


不安はいつも付きまとっていた。


体内の水分は点滴で入れる量よりも
胆汁で出て行く量の方が多くなっていたためだ。





病室のベッドが空いたと言う事で案内してもらった。

病室について早速着替えようと
イスから立ち上がった。






そして・・・。







気がつくと点滴を受けていた。。。

私はイスから立ち上がってから今現在までの
記憶が全く無かった。






『何があったんだろう。。。俺はどうしたんだろう。。。』






周りを見ると妻がベッドの横にいた。

妻に
「俺はどうしたんだ?」  と聞くと

「お父さんが着替えると言って立ち上がったら
そのまま気を失って倒れたんだよ。
あまりにも突然だったからホント、ビックリしたんだよ。
でもね、倒れたところがベッドの上で本当に良かったよ。。。
もし床の上だったら頭を打って大変な事に
なってたかもしれないからね。。。」



その話しを聞いて私自身がビックリした。

 

主治医の先生は病室で倒れた私の様子を見て
「笹野さん、数日は絶対に安静にしてないとダメですよ。」

と言った。


「エッ??? それじゃ結婚式に出られないじゃないか???
どうすれば・・・。」


すると妻が
「その身体では絶対無理よ。。。
娘には私から話しておくから。。。」  と言った。



「じゃあバージンロードは・・・?」


「息子にやらせるしかないよね。。。」



そんな会話が続いた。

私は本当にがっかりした。。。


何のために入院までして準備をしてきたのか。。。




この時ばかりは本当に
どうにもならない自分の身体を恨んでしまった。。。












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