2006年11月27日

兄の胃がん闘病記6

ある日、兄が私に聞いてきました。

「主治医のところに行ってきて、これからどういう
治療をしていくのかちょっと聞いてきてくれないか?」



私は、心の中では
『もう兄貴の胃がんに対する治療法方は
無いんだから。。。』
と思ったが、普段無口な兄がわざわざ私に
頼んできたことに気持ちが痛いほど伝わってきたので、

私は
「うん。分かったよ。聞いてきてやるよ。」
と言った。



私はその足で主治医のところへ行き聞いた。

「先生、兄が少しも良い方向へ向かってないので
これからどういう治療をするのか聞いてきてくれって
言われたのですが、
何とか良い方法はないですかね?」


すると先生は、
「弟さんからお兄さんへ胃がんの告知を
して欲しいのですが。。。
胃がんによる余命宣告も含めて。。。」





『・・・、。。。』



『ウソだろ?!』



『今さら言える訳が無いだろ?!』








私は耳を疑った。。。

今までずっと兄が胃がんであることを隠し続けてきて
家族の誰ひとり兄に悟られないようにして来て
今さらそんな事、誰の口からも言えるハズが無い。。。


もうココまで来てしまった以上、
医者である主治医から兄にキチンと説明するのが
本来の【筋】ってモノではないだろうか。。。



私は腹立たしいのと兄を何とか助けたいと言う、
すがるような思いと何か変な気持ちが入り混じっていた。


主治医を前にとても複雑な気持ちになっていた。。。










⇒人気blogランキングへ
(1クリックで1票になります。応援よろしくお願い致します。)

⇒次の闘病記に進む(兄の闘病記7)

⇒時系列年表に戻る

⇒トップページに戻る



◆メールはこちらです◆






sasanoblog at 14:15 │Comments(0)TrackBack(0)clip!兄の胃がん闘病記 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔