2006年11月07日

13:大学病院へ・・・




主治医に紹介状を書いてもらい
大学病院へ生体肝移植の話しを聞きに行くことになった。




もちろん妻も付き添いで来てくれる事になっている。

「誰が俺たちの事、連れて行ってくれるのかなぁ。。。」

「私達だけで行くみたいよ。。。」

「そうか。
俺たちふたりで行くのか。そうだよな。。。」



当時、私の身体には胆汁を出すチューブが身体に
埋め込まれ、胆汁を受け取る容器もしょっている。

日に日に体調も悪くなっている。。。

別に末期がん(肝臓がん)と言う病に甘えるわけではないが
移動する上での何かしらのサポートを
期待していたのかも知れない。


まぁ、今思えば当然と言えば当然なのだが。。。





妻は一般道路と高速道路を使って大学病院まで行く
道順を知らなかった。


妻の運転であの道のりは・・・と思うと少し不安がよぎり、

「俺が運転していくよ。」と妻に伝えた。



「エッ? 大丈夫?? そんな身体で???」

「お前の運転よりはいいよ。。。」


なんて会話を交わし、私が大学病院まで運転していきました。





そして無事に(?)大学病院に到着。







待合室で診察の順番を待っている間の
私の気持ちは  【胆汁】  1点に集中していました。。。


私の身体から出ている 【胆汁】 が
気になって気になって仕方がありませんでした。


胆汁は尿や便と違って自分の意思で止めることは
不可能なので、
500ccの容器が一杯になってあふれてしまうのではないかと
常に不安に駆られていました。


そうこういっても私は末期がん(肝臓がん)患者。。。
体調も日に日に悪くなっていたので

『とにかく横になりたい。。。』

このツラさとも一生懸命戦っていた事を覚えています。






そんなこんなで結局 【3時間半】 。。。

紹介状も書いてもらってきているし、
私の状態も状態なので
スグに診察してもらえると思っていたのですが
いやぁ〜、、、甘かったです。。。


良く見ると周りの人達も似たり寄ったりで
私と同じような白や茶色の封筒を持っていました。

ある意味、『紹介状』は当たり前なんですね。。。


知らないと言うことは困ったモノです。



診察する前に気力も体力も
使い果たしてしまったような感じでした。






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