2006年11月01日

9:病室では・・・




浅間山









病室の窓からは雄大な浅間山が良く見えました。

私の趣味であるキノコ採りに兄や家族とよく行った
見慣れた景色です。


高速道路も良く見えます。

『あの高速道路に乗ってまた軽井沢へ
キノコ採りに行きたい。。。もう1度、行きたい。。。
でも、行けるのだろうか・・・。』


そう思いながら何度もため息をついていました。


きっと今の時期は山菜採りを楽しむ人々で
にぎわっている事だろう。。。

1日も早くがんを治して退院して
もう1度、あの山に行きたい。。。


そうやって山を見るたび末期がん(肝臓がん)と言う
病気に負けない強い意志を持ち続けられるよう、
自分を勇気付けていました。


しかしその頃は、
末期がん(肝臓がん)に負けないぞと言う意思とは裏腹に
日々、私の体調は悪くなる一方でした。


体重もみるみる減り始め、元気だった頃の面影は
ほとんど無くなっていた様に思います。


妻や家族もみるみる鋭気を失っていく私を
かなり心配していて
わらをもつかむ思いで、その当時飲んでいた健康食品以外に
何か肝臓がんに良い物を一生懸命探してくれていました。






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