2006年10月30日

7:ある有名な健康食品




がん宣告から一夜明けて早朝、私は知人に電話をした。

「俺さぁ、がんになっちゃったんだよね。肝臓がん。
例の健康食品さぁ、どの位量を増やして飲んだら良いのか
K県の病院に聞いてもらえないか?
スグ教えて欲しいんだけど。」

 


実は私は体調が優れなくなってきた半年前ほどから
ある有名な健康食品を飲んでいた。

その健康食品はマスコミでも何度か取り上げられていた程
有名な健康食品でがんにとても良いとの事で
実際販売元であるK県の病院では
がん治療と併用して効果を上げているとも聞いていた。

私はその病院に聞いてもらうよう、
知人にお願いしたのである。

知人は私の気持ちを痛く察してか、
とても早く連絡をくれた。

「がんの場合はねぇ・・・、
通常の《3倍以上》は飲むようにって言っていたよ。」


「聞いてくれてありがとう!」


私は本当に嬉しかったのを覚えている。


そして私はその時からスグに通常の3倍以上の量を飲み始めた。


その日の午後、今後の治療方法について
先生から説明があった。


嬉しい事にその病院は、『健康食品のK県の病院』と同じく
最先端医療と代替医療を合わせた総合医療で進めて行くとの事だった。


最悪、K県の病院に転院することも考えてはいたのだが
これならばその必要は無いと、
その病院で治療に専念する事を決めた。


妻にもその旨を説明し、出来る限り、出来るだけ、
安心してもらうよう努めた。








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